ニイチのブログ

対応が難しい騒音トラブルって?

こんにちは、代々木公園不動産のニイチです。
先日、賃貸オーナー様から「生活音の範囲を主張される入居者とクレームを言う入居者との間に挟まれて困ってます。どのように対応すればよいのか?」そんなご相談がありました。

 

原因が特定できる騒音トラブル

騒音トラブルの中には飲み等による騒音・配慮不足による生活音・設備が原因で起こるケースが大半です。これらの騒音問題は原因を排除すれば解決出来ます。
・に対しては⇒「注意をする」
・配慮不足による生活音に対しては⇒「認識させる」
・設備が原因のトラブルに対しては⇒「修理する」
上記のように原因がハッキリしているので、解決するにはそれなりのテクニックが必要になりますが、騒音トラブルの中においては対処法としては明確です。

 

通常に使用しているのに

「昨夜友達を招いて騒いでしまった(飲み会系騒音トラブル)」など、明らかに自分が出している音がうるさかったと認識している入居者には、厳重注意をして解決できるのですが、「通常に生活している音がうるさい」との内容の場合は解決が難しくなります。
「苦情元」の入居者からは「うるさい」と言われ、「騒音元」の入居者からは「配慮して普通に生活している」と言われ、大家さんや管理会社としては、間に挟まれて対応が難しいトラブルとなります。

 

難しい生活音トラブル対処法とは

先ずは大切なのは、文書配布、騒音元に訪問による改善依頼を行い幾度となく当事者と面談を行い双方に「しっかり対応している」ことをアピールします。
そして、「騒音元に故意過失」が見受けられたら改善を求め、「通常の生活音」と判断した場合においては、「苦情元」には過剰な反応と考え「騒音元入居者が配慮して生活しているのに音が聞こえるのは建物の限界です」と理解を求めます。

 

まとめ

「通常に生活している」また「過剰反応」ないのに「うるさい」という騒音のトラブルに対して、大家さんや管理会社としては「建物の限界や共同生活ですからお互い様です。」と伝える場合でも、「騒音元」や「苦情元」の入居者間で感情的にならないように調整と配慮が必要をされます。

 

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代表の伊井勝則でございます。ご覧いただきありがとうございます。地元代々木歴60年です。代々木八幡、代々木公園、代々木上原周辺の素晴らしさをお届け致します。まずは、賃貸・売買専門スタッフに、お気軽にご相談下さい。

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