ニイチのブログ

第35回 北海道フェア in 代々木公園の楽しみ方!

代々木公園の広場へ向かう道すがら、屋台の湯気とやさしい出汁の香りが風に乗って届きました。第35回 北海道フェア in 代々木公園。開催は10月2日〜10月5日。上原や富ヶ谷から歩いて行ける「ご近所の大イベント」だからこそ、暮らしの延長で楽しめるのがこの街の良さだと、毎年のように感じています。

今年は10月4日と5日の2日にわたって参加してきましたよ!

混雑レポート:雨は効率、晴れはお祭り感(12時前後の比較)

10月4日土曜日

10月4日(土)は、雨が降ったりやんだりの空模様でした。入口のアーチをくぐると、皆さん傘を手にしながらも笑顔で屋台の列へ。会場内にはテントがたくさん設置されていて、雨が強まると一斉にテントへ退避して、そのまま着席で食事という流れが自然にできあがります。晴れの日のおよそ3割くらいの並びで買えるお店が多く、人気店の行列も進みが早い印象でした。足元だけは少し気をつけたいのですが、雨でもおすすめと言いたくなる運営の手当てです。

10月5日日曜日

明けて10月5日(日)は一転、青空のもとでの開催。正午前後の広場は、前日の2倍以上はありそうな人出で、どのお店も長い列ができています。行列は長いけれど、周りから聞こえてくるのは楽しそうな声ばかり。10月といえど直射日光と屋台の火で少し暑いくらいで、「今日は薄着で来て正解でしたね」と隣の方が笑っていました。

晴れの日はお祭り感を全力で楽しむ日。雨の日は効率良く食べ歩く日。同じイベントなのに、表情がまるで違うのが面白いところです。混雑の山はどちらも12時前後。ピークを避けたい方は10時台や14時台が狙い目です。

実食レビュー:“ザ・北海道”を手早く満喫

行列でよく目についたコロッケから。カニクリームコロッケは衣がさくりと軽くて、中はとろり。カニの身感がしっかりしていて、ひと口ごとに北海道が近づいてくるようでした。ウニクリームコロッケは、ウニを練り込むのではなくクリームで包み込んだタイプ。香りがふわっと立って、コクは上品。列に並ぶ皆さんがこの二つを「マスト買い」している様子にも納得です。

次はジンギスカン丼。噛むほどに旨みが広がる厚みのあるラムに、甘めのタレ。錦糸卵とナムルがいい箸休めになって、外で食べても最後まで重くならない。締めはミルクソフトで口の中をリセット。乳味のコクはしっかり、後味はすっと軽く、ワッフルコーンの香ばしさが気持ちいい余韻を残してくれました。

子連れ・ベビーカー・シニアの方へ

  • ベビーカーはケヤキ並木側からの入場が段差少なめで快適。行列中はベビーカー担当/買い出し担当で役割分担するとスムーズです。

  • 休憩はテント端や会場外周のベンチが狙い目。14時以降は着席できる確率が上がります。

  • 雨の日はレジャーシートより簡易チェアが実用的。地面の水はけ対策になります。

  • トイレは仮設+公園常設が近く、手指消毒用の小ボトルがあると安心です。

北海道フェアの後の 近隣“寄り道スポット”

会場をひと巡りして満足したら、この時期は代々木5丁目のヴァーブコーヒー(VERVE COFFEE ROASTERS YOYOGI PARK)がバッチリ!テラス席に腰を下ろすと、代々木公園の空気感がそのまま延長されて、一日がゆっくりと着地していきます。



VERVE COFFEE ROASTERS YOYOGI PARK

北海道フェアで感じた、代々木公園エリアの価値

家のドアを閉めて十分も歩けば、もう非日常が始まります。電車の時間を気にせず、思い立ったらそのまま公園へ。交通費もいらず、帰り道の混雑とも無縁です。昼下がりに一杯だけビールを楽しんでも、歩いて帰れる安心感がある。こうした小さな自由が積み重なると、週末の満足度は確かに上がっていきます。

この街は、誰かを招くときにも強い味方になります。小さなお子さま連れの友人も、足の悪いご親族も、無理なく楽しめる動線がある。集合は公園、解散も公園。気が向けば屋台をのぞき、疲れたら木陰のベンチで休むだけ。移動に段取りを割かれないぶん、会話と時間に余白が生まれます。

そして季節がめぐるたび、公園は表情を変えます。春は青空の下でマーケット、夏は木陰の音楽、秋は今回のような食の祭り。冬は静けさが戻り、散歩の途中に温かい飲み物を買うのが楽しみになる。行事が“定期便”のように届くので、暮らしのリズムに自然とメリハリがつきます。代々木公園が生活圏にあるということは、予定を詰め込まずとも充実した週末を組み立てられる、ということなのだと思います。

ニイチは代々木公園に住みたい人と賃貸オーナー様を応援!

こうして徒歩で完結できる週末は、暮らしの満足度を静かに、しかし確実に引き上げてくれます。友人やご家族が遊びに来たときも、歩いて行けるイベントがある街は計画が立てやすく、年齢を問わず楽しめるのが魅力です。オーナー様の立場から見ると、イベント週はごみ置場や無断駐輪、夜の話し声などに配慮が必要ですが、事前の掲示と軽い巡回で多くは未然に防げます。地域と寄り添いながら、「困った」をワンストップで解決していくのがニイチの役割だと考えています。

 

今年の北海道フェアも、雨と晴れ、二つの顔を見せてくれました。効率を取るか、高揚感を取るか。どちらを選んでも、代々木公園が日常にある幸せは変わりません。上原・富ヶ谷に住むことの価値を、また一つ確かめた四日間でした。

最後に少しだけご案内です。代々木公園・代々木上原・富ヶ谷でお住まいをお探しの方には、イベントと日常が両立する物件をご紹介いたします。オーナー様からの建物管理や掲示物の文面作成のご相談も承ります。どうぞお気軽にお声がけください。地域で育ち、地域で働く株式会社ニイチが、これからもこの街の楽しい週末を支えてまいります。

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【代々木公園歴】は【30年越え】!生まれ育った地元の賃貸・売買のお部屋を紹介します♪ お部屋紹介もですが、代々木公園界隈のおいしいお店も紹介しちゃいます! 代々木公園に住んでからもよい関係を築けるようなご案内を心がけております。

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