ニイチのブログ

泥遊びもノコギリもOK!?「はるのおがわプレイパーク」が子育てを変える ―自由な遊び場がある街に住むという選択

「自由に遊べるって、こんなにすごい」はるのおがわプレイパークで出会う、子どもと大人のちょうどいい距離感

代々木公園の緑が揺れる道を少し歩くと、にぎやかな渋谷の街の中に、ぽっかりと自然が息づく場所があります。その名も「はるのおがわプレイパーク」。地域の人たちからは「はるプレ」と呼ばれ、子どもも大人も、思いっきり遊べるちょっと不思議な公園です。

火を使ってもいい?ノコギリを触ってもいい?それが「はるプレ」

正直びっくりです。子どもたちが泥んこになって走り回り、ノコギリやカナヅチを手にして工作をしている。水を汲んで流したり、焚き火をしたり。そのそばで、大人たちは「見守るけれど、手は出さない」。そんな絶妙な距離感で子どもたちを見つめていました。

ここでは「やってみたい!」という気持ちを、とことん大切にしています。遊びにはルールもプログラムもありません。思いついたことを、自分のやり方で試してみる。それが子どもたちの成長につながっているのです。

透明トイレと渋谷の真ん中の秘密基地

公園内にある「透明トイレ」も、ちょっとした話題。外からは中が丸見え……? と思いきや、鍵をかけると壁がスーッと曇る仕組みになっていて、まさに未来のトイレ。渋谷らしい遊び心にあふれています。
けれど、もっと魅力的なのは、この公園がまるで「秘密基地」のような存在だということ。周囲は都会の真ん中なのに、ここだけ時間がゆっくりと流れている。風や光、土の感触を肌で感じながら、子どもたちは夢中で遊びます。

子どもが「自分で決める」を学ぶ場所

「はるプレ」にはプレーリーダーと呼ばれるスタッフが常駐していて、子どもたちが安全に、そして自由に遊べるように見守っています。でも、彼らは「先生」ではありません。子どもが何かをやってみようとする時、それを止めるのではなく、そっと背中を押してくれる存在です。
たとえば、小さな子が高い場所に登ろうとしているとき。「危ない!」と止めるのではなく、そばで見守りながら「どう登ったらいいと思う?」と問いかけてくれる。失敗も経験のうち。その繰り返しが、子どもたちに「自分で考えて決める力」を育てるのです。

つながりが生まれる場所子どもにも、大人にも

この公園のすごいところは、子どもだけでなく、大人同士のつながりも自然に生まれるところです。親同士で情報を交換したり、地域のボランティアが手伝っていたり。時には、初めて会った人とおしゃべりをして、ちょっとした相談ができたりもします。
「なんとなく孤独だった子育てが、ここに来たら少し楽になった」。そんな声をよく耳にします。

はるプレがある街に、住みたくなる理由

代々木公園エリアに住む魅力のひとつは、こうした人と人がつながる場所がちゃんとあることです。ただ便利なだけじゃない。緑があり、風が通り、子どもも大人も思い思いに過ごせる時間と空間がある。
それは、忙しい毎日の中で、心がほどけるような時間。子どもが笑い、大人も少しだけ肩の力を抜ける。そんな瞬間があるまちは、やっぱりいいなと思うのです。

 

 

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代表の伊井勝則でございます。ご覧いただきありがとうございます。地元代々木歴60年です。代々木八幡、代々木公園、代々木上原周辺の素晴らしさをお届け致します。まずは、賃貸・売買専門スタッフに、お気軽にご相談下さい。

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