手摺の重要性とは?
ちょっとした段差や立ち上がる時に「手で支える」事ができると助かることがあります。
今回は階段手摺の後付事例を紹介します。
築20年の建物にお住まいの所有者様が高齢のため、
「階段に手摺を取り付けたい」との相談を受けました。
<手摺の重要性とは?>
高齢者は筋力・視力などの身体機能が徐々に低下していきます。
高齢者における家庭内事故で最も多いのは「転倒・転落」です。
今まではあたり前にこなせていた動きが出来なくなり、
思わぬ家庭内事故に繋がってしまうことが考えられます。
「転倒・転落」の事故で特に発生しやすい場所として、
浴室・階段・玄関・トイレなどがあげられます。
大切な家族がこれからも長く快適に我が家で過ごしていく為には、
早めの対策と環境作りが重要になります。
<手摺の取り付けに考慮することは?>
階段・トイレ・浴室・寝室・玄関など、
設置する場所によって適した手すりの種類が異なります。
特に階段は「まっすぐな階段」「U字型・L字型の階段」など、
さまざまな形状があり適した手摺が取り付けられます。
手摺の取り付ける壁の下地がしっかりしているか確認するのも重要です。
また階段の下から上まで切れ目がないように取り付けることで、
手が引っかからないようスムーズに昇降できるようにする必要があります。
<まとめ>
このように少しの改修で高齢者の方の生活が快適になります。
DIYなどご自身で簡単に取り付けることもできますが、
下地にしっかり固定したり下地の補強が必要な場合あるため、
リフォーム専門業者に相談されることをお勧めします。
どのような手摺りを着けて良いのか判断できない場合は、
まずは專門業者やケアマネージャーに相談するという方法もありますので、
一度検討して見ては如何でしょうか。
最適な手摺の設置方法を提案してくれると思います。
また、お困りことなどございましたら我々不動産管理会社へご相談ください。